気化熱で冷やす

ミストで冷やせ! ヒートアイランド対策、大阪市内で実験開始

この住宅の総戸数は20戸で住宅の屋上、壁面、ベランダなどでそれぞれ条件を変えながら水道水をミスト化して噴射。水が蒸発する際に熱を奪う現象を利用して、温度を下げる効果を狙う。実験ではミストの有無で比較して、効果を検証することにしている。


 壁面では、2階部分の外壁に取り付けた噴霧器でミストを噴射。すでに、噴射しなかった壁面の温度が37度だったのに対し、ミストを噴霧した場所の外壁の温度が30度にまで低下する結果が出ている。外壁に噴霧するかどうかで、室温にも2〜3度の差があるという。また屋上部分での実施では、最上階は約1度の温度差が発生。冷却効果が確認できたという。

確かに効果はありそうですが、蒸発した水はその後どうなるのでしょうか?
何時かは雨になって降ってくるでしょう。
それは大阪ではなく、岐阜や長野に集中豪雨をもたらすかもしれません。


それらの点について語られていないのが何となく疑問に思います。