高校時代の後輩と飯。


後輩の仕事は不登校児童の面倒を見ること。
今回はそのことについての話を聞いてました。


その中で気になったのは、多種多様な学級のあり方について。


例えば不登校の児童が居た場合、回復の内容によっては
「10人学級であれば戻せる」
と言う場合があるようです。
しかし現状、10人学級と言うものが存在しないので、そういった児童が居た場合でも相談を続け、30人学級に戻せるようにしないといけないようです。
何故30人学級には戻せないのかと尋ねたところ、人数の多さによる心理的な圧迫感があるためのようです。
別に1学級あたりの児童数が少ないことで担任のきめ細やかなサポートを受けられるから、と言うことではない様子。


心理的圧迫感がないという意味であれば、例えば過疎地域の学級のように、1学級あたりの人数は多いけれども、年齢的な閉鎖間のない学級と言うものでも良いの?」
と尋ねたところ、そういうものもあって良いそうです。
不登校の児童にとって、どのような環境が最も良いのかは夫夫異なるので、様様な環境が用意されているほうがありがたいのだそうです。
まあ、その分先生方の負担が増えるのが難点なのでしょうが…



ちなみに話は違うのですが。
アメリカはフロイトから脱却し、認知行動療法が発達した」
と後輩が言ったので、
「何故フロイトを脱却するとはよく聞くけれど、ユングからは脱却しないの?」
と尋ねたところ、
ユングは否定することが難しいから」
との答えをもらいました。
一種の悪魔の証明っぽいですね。