温暖化に伴う海面上昇

よく「南極の氷が解けると海面が上がる」と言うけれど、溶けた水がずっと水の状態であるはずが無い。適度に蒸発しているはずである。
そして温暖化の影響で大気の温度が上がっているとするならば、大気中に含まれる水蒸気の量も必然的に増えることになる。何故なら、暖かい空気の方がより多くの水蒸気を含むことができるからである。
そして水が水蒸気化するということは、その分海の水が少なくなるのだから、必然的に海面が下がると言うことになる。
ならば、南極の氷が溶けたとしても、それがどれくらいの海面上昇に繋がるのか謎である。


CO2の為ではないと思うが、地球が温暖化傾向にあるという主張について異論を唱える気は無い。だからCO2の削減運動自体は無意味であり、今後温暖化傾向が収まるとは思えない。ならば積極的にその利点こそ論議して活用方法を見出してはどうだろうか。
その為には先ず「何故地球が暖かくなると問題なのか」と言うことについて、正しい知識を持っておく必要がある。