どちらにせよ、ガソリンは安くならない

何でもかんでもスローガンを掲げれば良いというものではないだろ、と思う記事。

 民主党通常国会を「ガソリン値下げ国会」などと位置づけて衆院解散・総選挙に追い込む構えを見せていることには「ガソリンを25円下げるかどうかで日本の国政が決まるというのはあんまりではないか。国民の信を問うにはいくらなんでもテーマ設定が小さすぎる」と批判した。

http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/soumu/index.cfm?i=2008012100372b3

ガソリン消費量から計算すれば25円でも1.5兆円程度違うのだから(実際には2.6兆円程度の減税になるらしい)、25円が実はとても重要だったりするのは事実なのだが、幾らなんでも「ガソリン値下げ国会」とは…
では民主党に入れればガソリンが本当に安くなるのかといえば、以下。

 社民党道路特定財源暫定税率の撤廃を主張するかわりに、ガソリンなどにかける「環境税」導入に向けた政策協議を民主党と行う方針を決めた。民主党も「地球温暖化対策税(仮称)」を検討しており、具体化に向けた両党の協議会が設置される見通しだ。

http://www.asahi.com/politics/update/0117/TKY200801170320.html

単に使い道を変えましょう、ってだけ。最悪の場合は値上げもあり。どこら辺が「ガソリン値下げ国会」なのか疑問。