生きる権利

難病の穂香ちゃん助けて 海外で心臓移植必要」について。

 原因不明の難病「拡張型心筋症」のため海外での心臓移植が必要な滋賀県近江八幡市、福本穂香ちゃん(1歳2カ月)の手術費用を集めるため、父親の会社員祐司さん(28)と友人ら17人が23日、名古屋市中区の金山総合駅で街頭募金を行った。


 穂香ちゃんは心臓が通常の約2倍にふくらんだ一方、収縮力が弱まり機能が低下。心停止のおそれがあり、心臓移植が必要と診断された。


 しかし、臓器移植法で15歳未満の子どもが臓器移植を受けることはできないため、祐司さんと妻晃子さん(28)はドイツの医療機関で移植を受ける計画を立てている。


 この日は祐司さん夫妻が卒業した愛知工業大学豊田市)の同級生らと通行人に募金を呼びかけた。祐司さんは「温かく声をかけてもらい、助けていただいていることを実感した」と話した。

手術に幾ら必要なのかはわからない。
けれど、ほのかちゃんを救う会のサイトによると、目標金額は8800万円らしい。とは言え、金額についての具体的な根拠は不明。

救う会の方針
救う会では穂香ちゃんのみではなく、そのご家族の支援を目的としています。
穂香ちゃんの心臓移植に対し、福本夫妻が私財を削り、それでも足りない費用を募金で集めるのではなく、あくまで福本夫妻が私財を削らず今の生活を維持したまま、ドイツへ渡り心臓移植を行い、ほのかちゃんのリハビリを経て、日本に帰国した際に以前と同じ生活ができる。
これに対しての支援を目的としています。


何故かと言いますと、移植医療とは手術が済めばそれで終わりと言うものではなく、その後も一生免疫抑制剤を使用し、免疫低下による病気等、多くの不安定要素があります。これらは当然私生活の範疇となりますので、福本夫妻の負担と言うことになります。


ですから移植までに全てを使うわけにはいかない、と言うことをご理解ください。


・募金は心臓移植のための医療費、渡航費、現地滞在費、事務局経費にあてる。
会員・福本家族の私生活等、上記にあてはまらないことに対し募金を使用することはありません。


・ 3年間保管・凍結しておく募金の余剰金はあくまで、緊急時や保険適応外の高額な薬が必要な場合のみ使用しますので、私生活の範囲内で起こりうることには使用いたしません。

http://www6.ocn.ne.jp/~s-honoka/sukuukai.htm

現地滞在費やは私生活ではないのか?
と言うか、「手術後の生活は私生活の範疇」と定義して「募金は私生活に使わない」とも定義しているのに「移植までに全てを使うわけにはいかない」と言っているのが理解できないのは、私の理解力が不足しているからなのか?
それに事務所経費としてどれくらい支出されるか分かったものじゃない。事務所を構えた上で3年維持する…それだけで数千万は必要だろう。8800万のうち、実際の手術に必要な金額は幾らだと言うのか?


世の中には救えない命もある。だからこそ命は尊いのではないか。
全ての命を救う事はできず、こうやってテレビやネットで存在を知らされる一部の有名な方の命を救おうとすることが人としての優しさでは無い筈だ。