グリンピース・ジャパンの幹部逮捕

鯨肉窃盗でグリーンピースのメンバー2人を逮捕 青森県警」より。

 環境保護団体の「グリーンピース・ジャパン(GP)」メンバーが、日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員の荷物を盗んだとされる事件で、青森県警は20日、窃盗容疑などで、GPジャパン幹部の佐藤潤一容疑者(31)ら2人を逮捕した。反捕鯨活動の一環で横領を告発した行為は、逆に国際的な団体をめぐる刑事事件に発展した。

佐藤純一氏とは、下記のニュースでインタビューに答えていた方。肩書きは「洋生態系問題担当部長」とのこと。

 グリーンピース・ジャパンによると、4月15日に東京港に帰港した同船から発送された荷物を追跡したところ、乗組員1人が青森市内の自宅あてに送った段ボールから、鯨ベーコンに使われる「畝須(うねす)」と呼ばれる部位23・5キロが塩漬けの状態で見つかった。市場価格は11−35万円相当の高級品という。さらに、最低47箱の荷物に鯨肉が入れられ、12人の乗組員の自宅に送られた疑いがあるとしている。


 同団体は配送所から、乗組員の了解を得ずに荷物をを持ち出し開封していたが、「横領行為の証拠を入手するためで違法性はない」などと主張している。

捕鯨調査船が鯨肉持ち帰り? グリーンピースが告発状

違法性がないと言っていた事に関しては、以前触れたが、苦しい言い訳と言うものの枠を超えるものではなかった。
この件に関して、私は5月15日に西濃運輸に管理状況に関する質問を送り、下記の内容のお返事を頂いていた。

グリーンピースが発表した鯨肉の問題につきまして、
弊社と致しましても、昨日報道で知り、まさに晴天の霹靂でございます。


弊社が、第三者でありますグリーンピースに協力し、
お荷物を渡したという事実は全くございません。


今後におきましては、お荷物の管理体制を更に強化すると共に、
警察の指示に従いながら対応して参ります。

西濃運輸の事件への対応は素早かった。逮捕が遅れたのは警察内部の理由によるのだろうか。


物流の信頼性を損なう事が無いよう、厳重な処分を求めたい。