JoJo第3部が中東で出荷停止

 日本の人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の中に、悪役がイスラム教の聖典コーランを読みながら主人公らの殺害を命じる場面があり、アラビア語圏のウェブサイトで批判が高まっていることが21日分かった。原作コミックスの出版元でアニメ製作も主導した集英社(東京)は同日までに、問題のアニメのDVDや原作コミックスの一部を出荷停止とする方針を固めた。


 中東では「コーランを読めば悪者になるという趣旨か。イスラムへの攻撃だ」などとの書き込みが300以上のサイトに広がっており、イスラムスンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教勧告委員長アトラシュ師は「イスラム教に対する侮辱で受け入れられない」と非難した。

日本アニメ、中東で非難 「コーラン読み殺害指示」

聖書を題材にした日本のアニメが欧米で発禁を食らったと言う話は聞いたことが無いが、昔、アニメ「キン肉マン」がフランスだかドイツで規制されたと言う話を聞いたことがある。何でもブロッケンJr.ハーケンクロイツナチスを連想させるからだそうだ。各国の事情によって放送できるものとできないものが在るのは昔から仕方が無いのかもしれない。
アニメが日本の産業として世界に輸出できるようになるにはそう言った部分をも考慮していかねばならないのであろうが、そう言う規制は逆に作品の面白さを低減させる事に繋がる。世界各国夫夫に異なった文化が存在し、そこに住む全ての国民に受け入れられる概念などと言うものは存在しないからだ。存在しているのであればとっくに世界平和が実現されていることであろうし、日本国内における漫画やアニメへの偏見も生まれていないであろう。