JASRACとJRC

ミスチルの曲を歌ってもOK--YouTube、国内の音楽著作権管理団体「JRC」と契約」について。

 Mr.Childrenスピッツなど人気アーティストの楽曲約5000曲の著作権を管理するジャパン・ライツ・クリアランスJRC)は3月27日、動画共有サイトYouTube」の日本版内における、音楽著作権に関する包括利用許諾契約をグーグルとの間で締結した。契約期間は1年。ただし、その後は自動契約更新が可能な内容が盛り込まれているものとみられる。YouTubeと正式な利用許諾契約を結ぶのは、国内の音楽著作権管理団体ではJRCが初めて。

JRCの管理楽曲検索JASRACの管理楽曲検索で検索したところ、確かにMr.Childrenの「花」と言う曲の配信権はJRCにあるようなので、今回のYouTubeJRCの契約によって、YouTubeでの配信が可能になるというのは正しいようだ。他にどのようなアーティストが登録しているか分からないが、こういう著作権管理団体による競合が起きてくれば、多少は徴収した著作権料の分配に関する不透明さも薄れてくるのかもしれない。


しかし音楽の「ネットでの配信権」と「カラオケでの配信権」は別なのを初めて知って驚いた。