ニュースが無料であること

ニュースが無料で読める恐さについて考えたことがありますか?」について。
色色と言いたい点は有るのだが、下記の二点に絞る。

 言い換えれば、あなたがニュースを読むときに、だれかがそのコストを払ってくれているということは、その払ってくれている人にとって有利な、逆に言えば、あなたに不利なニュースが流れる可能性が高まるということです。


 ネットでだけニュースを見る人は、その恐さに気づいているのでしょうか。新聞代を支払うのは、民主主義の基本となる国民の知る権利を守るために支払うべきコストである・・・という認識がないまま、「お金を払わなくてすむならその方がいい」とか「便利なんだからいいじゃないか」と安易に考えることは危険だと思います。

この理屈では、無料で見られるテレビニュースにもお金を払う必要が有るという事なのだろうか。
それともテレビニュースは危険だという啓蒙なのか。

 心あるニュースの消費者の方にはぜひ、新聞の購読料は民主主義を守るための必要経費だと思って、新聞を買っていただければ幸いです。

新聞が民主主義に必要不可欠な訳ではない。
何故なら、事実の報道はなされるべきであるがそれが新聞である必要性は無く、テレビでもWebでも構わないからだ。
情報は通信社等から提供されるものを利用し、テレビ・新聞・ウェブは配信手段に特化させれば良いのではないか。現在の通信社では広い情報を集めにくいという事であれば、新聞各社が協力して国内に新しい通信社を立てればよいのではないか。
その上で各新聞社は、各各の特色に合わせてどのような情報を配信するかを決めればよいだろうし、その配信手段を用いている層に合わせた情報選択を行えばよいのではないか。


確かに情報は無料ではないとは思うが、現在の新聞代を「民主主義を守る為の必要経費」と擁護する事はできない。