言葉狩りではないか?

ネットカフェ難民と言う言葉を使わなかったところで、根本的な問題は解決できない。
新しく作られた用語が取って代わられるだけだ。
少なくとも

 また、オンラインゲームを楽しんでいた人が、対戦相手からカフェでの参戦を突き止められ「やーい、難民が来た」と書き込まれて傷ついたケースも。保護者や教師が、子どもに出入りを禁止する例も増えているという。

と言う部分は解消されないだろう。


また、子供が一人でネカフェに出入りする事は禁止してもいいのではないか?と思うのは私だけなのだろうか?
私の子供の頃はゲームセンターの出入りは禁止だったし、子供だけで遠出(学校から半径数キロ以内)することは禁止されていたのだが…子供の自由を主張するのも分かるが、一定の枠を決めてあげるのも保護者や学校の責任だと思うが、如何だろうか?

 また「あたかも浮浪者風情の人が夜な夜なネットカフェに集まっているかのような報道が、多くのお客様の足を遠のけている」と指摘。7月17日に続いて、同様の趣旨をより強く訴えた。

実数として遠ざかっているのかは分からないが、風評被害の具体的な数値を出すことが難しいのであればしかたがないのかもしれない。
何処かに利用客数の増減を表した資料が無いものか…

 28日に調査結果を発表した厚労省には「『初めに結論ありき』の調査手法」「『ネットカフェ難民』の存在をことさら問題視して対策費を計上しようとする厚労省の姿勢に抗議する」とした。

行政側にそう言う姿勢があるのは事実だろう。
協会側も政府が誤った判断ができないように我我に様様な資料を提示してくれるとありがたいのだが、そう言う活動はされていないようだ

 「年末の流行語大賞にでもなってしまったら…」と、同協会では最悪の事態を懸念。「就労支援をしていくなら、ネットカフェを隔離するのでなく、24時間使えるハローワークとしていかすような発想をしてもらえないか」と語り「柳沢さんよりは舛添さんの方がそういうセンスはありそうだ」と、新厚労相に期待していた。

期待に答えてくれる方であると嬉しい。
もちろん本質を見誤らない上で、ではあるが。