夏風邪

昨日、夏風邪を引いて寝込む。
寝ていれば治るだろうと思い病院に行かなかったのが災いしてか、今日になっても治らない。
歳を取った証拠なのかもしれない。


自宅で薬を飲もうとしたら、父に
「薬を飲んだら薬代を入れておけよ」
と言われた。
まあ置き薬なのだから当然と言えば当然なのだが、それは病気が治ったときにでも言ってくれれば良いものだろう。
別に収入が無い訳でも無いし、これまでに父に金を無心した覚えも無いく、むしろ父が私に小遣いをせびってくるのだから、私の経済力を不安に思う必要も無いだろうが…


「…払うのは今じゃなくてもいいだろう、治ってから払う」
と言いながら薬と栄養ドリンクを取り出したところ
「それ(=栄養ドリンク)が一番高いんだよなー」
とか言われたので、
「薬なんて要るかぁ!!」
と怒鳴ってしまった。


健康なときなら軽口として流せる事でも、体調不良の時には流せない言葉になるんだなと。
人と話をするときは、相手の調子も慮る必要が有るな、と実感した一件。
本来なら社会人同士の付き合いであれば体調の良し悪しなどという事は理由にならないのだけれど、そこまで大人になりきれて居ない私のような人が居るのであれば、考慮せざるを得ない点ではあろう。