景気回復と個人収入

ドライブの最中、銀行に勤めている友人の仕事の話を聞く。
取引内容などから推測すると、やはり景気は上向いているようだ。
ただし企業としての、という前提。


景気回復の恩恵が労働者に分配されていない、という話は良く聞く。
利益分配に関してどのような政策を取る必要があるのかは良い案がないが、労働者として我我ができる事を確りしていくという必要もあるだろう。
例えば私の所属する業界では、労働組合というものを組織することが希だ。
少なくとも組合を作って会社に対して確りとした意思表示をしていくのは大切なことだと思う。


私は組合に所属せず会社に己の主義主張をしたために、実質的に解雇されたことがある。
他の社員と同調しようとしなかったわけではないのだが、他の社員は会社の愚痴ばかり言う割には、まったく改善させようという気が無かった為、どうしても協調することができなかった。
愚痴を言うのは良いが、改善するための行動を起こそうともしないのでは意味がない。
何もしないで何かが変わることだけを待っているのは都合が良すぎる。


単に我侭を言えといっているわけではないので、その点の誤解はしないでいただきたい。